ZO SKIN HEALTHとは?

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ゼオスキンとは?効果と使い方から終了後まで!

ゼオスキンと聞くと、真っ赤なお顔に、皮がむけている姿を想像される方もいらっしゃるかもしれません。

実は、あの姿はセラピューティックというゼオスキンの中の一部の治療法で起こるのです。 ゼオスキンはお悩みを短期間で改善し、大きな変化を出す治療法から、 ゆっくり治療していく方法、毎日のスキンケアとして使用する方法など、幅広い使い方ができます。

今回はシミ、毛穴、ハリ、にきび跡など、さまざまな肌悩みをまとめて改善できるゼオスキン治療についてお話します。

ゼオスキンとは?

ゼオスキンは、サンディエゴにてクリニックを開業されているDrゼイン・オバジ氏がご自身の考案するスキンヘルスをもとに開発した化粧品です。 日本でも2013年より販売されており、日本人にもあった治療法が確立されています。

ゼオスキンは、化粧品を使う前に余分なものを落として整えるGSR(Getting Skin Ready)という段階をベースに、患者様に合った化粧品を組み合わせて治療を行います。

GSRとは、洗顔(クレンザー)、剥離(スクラブなど)、整肌(グリコール酸のトナー)の3つの過程をいい、肌を健常で清潔に整え、化粧品の効果を高め、以下でご説明する3パターンの治療法に共通しています。

3パターンの治療法は、

  • 効果が高い分、赤みや皮むけといった副作用の強いセラピューティックプログラム
  • 副作用はほぼなく、ゆっくり治療するメンテナンスプログラム
  • 最低限のスキンケアで日常のケアとして使用するデイリープログラム&プリベンションプログラム

に分けられます。

この他にも、患者様のお悩みや生活スタイルによって、また、アレルギーによって治療法をお選びいただいています。

ゼオスキン:4つの成分の効果と特徴

成分1:トレチノイン

トレチノインはビタミンAの仲間で、ゼオスキンで連想される皮むけを引き起こす成分です。 これはゼオスキンの製品ではなく、医薬品であり処方薬で、長期間の使用はできない成分になります。

 ビタミンA群はトレチノイン、レチノール(ビタミンAは化粧品ではレチノールと呼ばれます)、パルミチン酸レチノールなど、ビタミンA及びその誘導体を総称し、これらにはターンオーバー(皮膚の表皮の入れ替わり)が高まることにともない、メラニン(しみのもと)を排出する作用があります。 市販の化粧品にも含まれるパルミチン酸レチノールや酢酸レチノールなどのマイルドな成分も含みますが、物質により効果の速さ、高さが異なります。

 これらを肌に塗ることで、新しい細胞ができて、古い細胞が自然と剥がれ落ちるサイクル、いわゆるターンオーバーを化粧品で促すのです。 マイルドに効けば、肌は丈夫に厚くなりますが、強力に効けば、肌に炎症が起きて目に見えて皮むけが起こります。

 トレチノインはターンオーバーのサイクルが非常に速く、効果の高い物質で、化粧品には配合することができない医薬品です。短期間で効果を出すことができますが、その分、目に見える皮むけが生じます。 トレチノインは人の身体にもともと存在するものですので、アレルギーを引き起こす心配はありませんが、赤み、刺激、乾燥などの症状が起こる可能性があります。 そのため、塗る頻度や濃度などの調整のために、医師による診察の下で使用する必要があるのです。

成分2:ビタミンA(レチノール)

ゼオスキンに含まれるビタミンA群の成分は、パルミチン酸レチノールと、ビタミンA(レチノール)の二種類です。 パルミチン酸レチノールはマイルドな作用のため、ゆっくりターンオーバーを促します。そのため、はがすというよりは、皮膚の厚みを増し、光老化ケア(紫外線から肌を守ること)が期待できます。その他にも、皮脂分泌を抑えたり、毛穴詰まりを防ぐ効果もあります。皮むけや赤みなどの副作用はほとんど見られません。

 ビタミンA(レチノール)はパルミチン酸レチノールより作用が大きいといわれていますが、ゼオスキンの製品はレチノールを高濃度に含んだ製品で、濃度と浸透のしやすさによって4種類作られています。

 トレチノインはビタミンAの500倍の作用を持つと言われていますが、ゼオスキンの高濃度レチノールにおいても単独で使用すれば、皮がむけるほどの効果を持ちます。

成分3:ハイドロキノン

ハイドロキノンはイチゴやブルーベリーなどの食べ物にも含まれている物質で、美白の化粧品として使用されています。 ハイドロキノンには、シミの原因であるメラニン色素が作られないように防ぐ働きがあります。

 トレチノインによってメラニン色素を排出し、ハイドロキノンで新たなシミの予防や色むらを整えることで、肌を均一に漂白することが可能です。 ハイドロキノンは高濃度では皮膚にトラブルが生じやすいため、濃度が高くても4~5%の製品が多くなっています。

 なお、ゼオスキンのハイドロキノンは4%でありながら、グリコール酸やアスコルビン酸、ビタミンE、トレチノインと相性をよくする成分が入っているため、濃度以上の効果があります。

ハイドロキノンはイチゴやブルーベリーなどの食べ物にも含まれている物質で、美白の化粧品として使用されています。 ハイドロキノンには、シミの原因であるメラニン色素が作られないように防ぐ働きがあります。

 トレチノインによってメラニン色素を排出し、ハイドロキノンで新たなシミの予防や色むらを整えることで、肌を均一に漂白することが可能です。 ハイドロキノンは高濃度では皮膚にトラブルが生じやすいため、濃度が高くても4~5%の製品が多くなっています。

 なお、ゼオスキンのハイドロキノンは4%でありながら、グリコール酸やアスコルビン酸、ビタミンE、トレチノインと相性をよくする成分が入っているため、濃度以上の効果があります。

成分4:グリコール酸

グリコール酸はトナーとハイドロキノン製品(ミラミン、ミラミックス)に含まれますが、肌のpH(ペーハー)を整える作用と、グリコール酸の浸透力を利用して、他の成分をより深く浸透させる効果があります。

 肌のpHを整える意味として、健康な肌のpHは弱酸性ですが、皮脂や洗顔によってアルカリ性に傾くため、グリコール酸のような酸の成分によって、健康な肌の状態にスピーディーに戻すことができ、次に塗る化粧品のための準備をすることができるのです。

ドクターゼイン・オバジ氏は、この準備段階の過程を、GSR(Getting Skin Ready)と呼んでいます。洗顔(クレンザー)、剥離(スクラブなど)、整肌(グリコール酸のトナーを使うことはこれにあたります)の3つの過程で、余計な汚れや皮脂を取り除き、角質除去をした後、肌を健康なpHに整えます。

ゼオスキンの効果を知りたい方へ

では、ゼオスキンにはどのような効果があるのでしょうか?それぞれの肌トラブルへの効果を見ていきましょう。

毛穴への効果

セラピューティックプログラムで肌を入れ替えれば、つまりのある毛穴や、たるんで広がった毛穴は一度なくなります。

セラピューティックプログラムをしなくても、グリコール酸入りのトナー(バランサートナー)を使うことで、皮脂の詰まりを防いで毛穴の広がりを予防したり、パルミチン酸レチノール、レチノール(デイリーPD,RCクリーム)の効果で皮脂の分泌を抑えたりして、ターンオーバーを高めて毛穴の詰まりを防ぐ効果があります。 また、ビタミンC(Cセラム)にも皮脂分泌を抑え、毛穴周辺の皮膚の弾力を回復させることで、毛穴を小さくする効果があるのです。 毛穴の汚れを落とす、毛穴の出口を詰まらせない、毛穴にたまる皮脂の分泌を抑える、毛穴をひきしめる、という一連の流れで、毛穴トラブルの予防が可能です。

シミへの効果

シミ、肝斑など、表皮内にとどまる茶色の色むらは、セラピューティックプログラムで一掃できます。 肌の代謝であるターンオーバーが高まれば、メラニンの排出が促されるため、セラピューティックプログラムではない治療法でもゼオスキンのスキンケアで緩やかですが、治療可能といえるでしょう。 セラピューティックプログラムではない治療法ですと、シミを消すというよりも、色むらを改善する効果に期待できます。 表皮のターンオーバーを高めるレチノール、パルミチン酸レチノールによりメラニンの排出が促され、ハイドロキノンやノンハイドロキノンの美白剤でメラニンの産生が抑えられます。 しかし、肝斑によく似たADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、ゼオスキンで改善することは難しいです。 ADMはシミというよりもアザに近いもので、シミ、肝斑よりも深い皮膚の真皮層にメラサイトがあり、ターンオーバーに非常に時間がかかります。このことから、ADMはゼオスキンの適用外といえるでしょう。

ニキビ・ニキビ跡への効果

ビタミンA群は毛穴を詰まらせない効果があります。 角栓をはがし、毛穴からの皮脂やあかなどの排出を促すとともに、皮脂の分泌を抑えるからです。 ニキビは毛穴の出口がふさがった状態で、菌が繁殖して生じるため、出口を開放することでニキビのできにくい肌作りができます。 トレチノインは米国でにきびの治療医薬品としてFDAに認可されている薬品です。 セラピューティックプログラムで表皮にとどまるニキビ跡は、肌を入れ替えることで改善しますが、真皮層にまで凹みを生じている場合は、セラピューティックプログラムでも改善できないこともあります。

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